木から生まれた「絵」と「ことば」展 続々報2009/07/01 18:46:23

今回、中村道雄さん(http://www.kumikie.net/ )の組み木絵作品と
ぼくの「ことば」を展示する場所は、RICOH本社2階にある
プリンティングイノベーションセンターというショールーム。
 http://www.ricoh.co.jp/about/showroom/pic/index.html
基本は業務用プリンターの最先端機器がずらっと並んでいる場所。
ここをギャラリースペースとして活用して、
訪れた人にアート空間を提供しようという企画があって、
ぼくはそこに呼んでもらった。

最先端のプリンティング技術をアピールする目的もあるので、
誰でも自由に出入りできるスペースにはプリント作品を展示、
出入りに付き添いが必要な場所には
オリジナル作品が展示されるというスタイル。
いわゆる作品展とはそのへんが違うが、
「絵」と「ことば」を組み合わせて展示するというのも、
このシリーズ企画のこだわりらしい。

幸いぼくはSudden Fiction Projectという試みを展開していたので、
「中村さんの組み木絵と並べる言葉をつくらないか」
というお題を聞いて、まず
「では全部の絵を見て、
 その印象をもとにショートストーリーをつくろう」と考えた。

けれども実際に展示スペースに足を運んで、
ひとつひとつの物語をじっくり読める環境ではないことを悟り、方針転換。
でも「ものがたり」をつくることにはこだわることにした。

そこで決めたのが
「1行の物語を書く」
もしくは
「物語の1行目を書く」
というもの。

そしてもう一つの方針として、
「ぼくも木から作品をつくる」というのを思いついた。
このアイデアは結果的になかなかよかったんじゃないかと思う。
長くなりそうなので今日はここまで。

7/13(月)までつらつら書いて行きます。
そして、体調十分なら7/13より、
「スペシャル版Sudden Fiction Project」
を展開しようかと思っています。どうぞお楽しみに!